「引き出しの奥に金のネックレスが眠っている」「亡くなった親の形見の指輪をどうするか迷っている」——品川区・五反田周辺でそんなご相談を多くいただきます。貴金属を売るとき、あるいは質に入れるとき、事前に知っておくと役に立つことをまとめました。
金の価格はどうやって決まるのか
金の買取価格は、国際市場(ロンドン金市場)で決まる「金相場(スポット価格)」をもとに、その日の為替レートを加味して円建てに換算されます。つまり毎日変動します。
買取店が提示する価格は、この相場に対して一定の掛け率(たとえば相場の85〜90%前後)を掛けた金額が目安です。掛け率は店によって異なりますが、貴金属専門店や質屋の方が高い傾向があります。
金相場は円安・地政学的リスク・インフレ懸念などで上昇しやすく、近年は長期的な高値水準が続いています。「今が売り時かどうか」は断言できませんが、長年眠らせておくよりも現在の相場で動く方が合理的なケースも多いです。
刻印で素材がわかる
金製品には純度を示す刻印が打たれています。代表的なものは以下の通りです。
| 刻印 | 純度 | 一般的な呼び名 |
|---|---|---|
| K24 / 999 | 99.9% | 純金 |
| K18 / 750 | 75% | 18金 |
| K14 / 585 | 58.5% | 14金 |
| K10 / 417 | 41.7% | 10金 |
| Pt950 / Pt900 | 95%・90% | プラチナ |
| SV925 / 925 | 92.5% | シルバー(スターリング) |
刻印が見当たらない場合でも、専用の試薬や蛍光X線分析で素材を確認できます。「刻印がないから価値がない」ということはありません。
買取と質入れ、どちらが向いているか
貴金属を現金化する方法は2つあります。
買取
品物の所有権がお店に移ります。その場で現金を受け取れますが、品物は戻りません。「もう使わない」と決めている場合に向いています。
質入れ
品物を担保に融資を受ける仕組みです。返済すれば品物は必ず戻ります。「いずれ手元に戻したい」「一時的に現金が必要」という場合に向いています。質入れの査定額は買取より2〜3割低くなる場合があります。
持ち込む前に準備すること
- 身分証明書(古物営業法により買取時に必要)
- 付属品があれば一緒に(箱・保証書・鑑定書があると査定額が上がる場合があります)
- 複数の品物があればまとめて持ち込む(その場で選べます)
査定は無料で、断っても費用はかかりません。「まず価格を知りたいだけ」という来店も歓迎しています。
